小松美羽は作品を出雲大社に寄贈し狛犬や神獣を題材に!24時間テレビTシャツを通販! 

TVの雑学

今年の24時間テレビのチャリティーTシャツのデザインを担当した小松美羽さんをご存知でしょうか。

長野県坂城町出身の版画家、現代アーティストである彼女は過去に出雲大社にも作品を奉納しています。

小松さんの作品は、狛犬などの神獣を題材にしています。
そんな小松さんのデザインした24時間テレビのチャリTシャツが通販で購入できるんです。

今回は小松美羽さんの経歴や作品、24時間テレビのチャリTシャツの購入方法などをご紹介します。

小松美羽さんの経歴は?高校は?

美人すぎる画家として注目を集めている小松美羽さんは、1984年11月29日生まれのO型で、趣味は狛犬研究や温泉巡り、海外旅行で、特技は薙刀だそうです。長野県坂城町出身で地元の長野県立更科農業高等学校を卒業後に、女子美術大学短期大学部に進学、卒業しています。

大学在学中の2005年に銅版画「四十九日」で注目を浴びました。

この作品は実家に住む祖父が亡くなったことをきっかけに生まれた作品で、
モチーフは火葬場で、そこに牛の形をした森の地獄が襲いかかり、その地獄に飲み込まれないよう、ラクダに乗った祖父の魂が成仏するために一直線に進むようすが描かれています。

2015年には、世界最高峰のガーデニングショー「チェルシーフラワーショー」においてゴールドメダルを受賞した庭園デザイナー石原和幸さんの作品「江戸の庭」の守り神として鎮座した有田焼で作られた狛犬の「天地の守護獣」が多くのロンドンギャラリーを魅了し、大英博物館キュレーターのニコル・ルーマニエールさんの目に留まり、10月14日にロンドンの大英博物館に永久所蔵されることになりました。

そして今年、日本テレビ系列24時間テレビ43「愛は地球を救う」のチャリTシャツのデザインに起用されることになりました。

小松美羽は作品を出雲大社に寄贈してた。


ここまででもかなりすごい経歴の持ち主ということが分かると思いますが、実は小松美羽さんは出雲大社にも自身の作品を奉納していたんです。

小松さんは2013年11月の神在祭の初日に出雲大社を正式参拝をしてから、ここで絵を描きたい、感じたいと使命感に近いような、魂が叫んでいる高揚感を感じたそうです。

2014年4月11日から5月11月までの一か月間、出雲市内の出雲大社近くの民家を借りて製作に打ち込んだそうです。その出雲に滞在している一カ月間で、いろんな神社をまわるうちに「宇宙的なものについて考えるようになった」そうです。

日本創生にまつわる数々の神話を有する出雲の地でインスパイアを受けて描き上げた作品が「新・風土記」です。

この作品は、目の中に宇宙があり、和の心を燃え上がらせる胎児を表現したもので、目の部分に自らの分身としてダイヤモンドを植え込んだそうです。

このダイヤモンドは小松さん自身も愛用しているWISH UPON A STARというもので、星の形にカッティングされています。

小松さんは、星を入れることで宇宙と繋がることができ、宇宙を感じるからこそ自分が地球人であるということを認識できると思うと語っています。

この作品には、神、宇宙、胎児、子宮を連想させる絵が描かれており、それらはすべてが同じもので、過去も未来も一緒だということを表現しています。

小松美羽は狛犬や神獣を題材にした版画家!

 

「神獣」、「異形のものたち」というとてつもなくインパクトのあるものたちばかりで独自の死生観を表現している小松さん。原色を大胆に配置した神獣の絵は、激しく、荒々しく、怒りをたたえたような表情が特徴的です。

特に小松さんの描く神獣に特徴的なのが瞳の描写です。

こちらを真っ直ぐと見据える神獣たちの瞳は、ひときわ色彩に富み、その眼力は神秘的ですが、どこかおどろおどろしく、思わず立ちすくんでしまうような恐怖すら感じられます。

小松さんの描くこの世とあの世を仲介する霊的存在の原点は、霊視ともいえる幼少期のスピリチュアルな体験だそうです。

幼少期、小松さんはすでに絶滅しているはずのニホンオオカミと遭遇したそうです。

後を追いかけると雪道に彼らの足跡はなく、調べてみると、神社の狛犬のレリーフを依り代にしてあの世に帰っている神獣だと分かったそうです。

また、祖父の死に目にあった時、その魂が抜ける瞬間を目にしたことも描く世界観に影響しているそうです。

小松さんはこの出来事をきっかけに、死生観について深く考えさせられ、全ての生き物に平等に訪れる死を、悲しみではなく希望であるとして捉え、絵に表現することが自分の役目として受け止めているそうです。

小松美羽は24時間テレビTシャツに起用された!通販方法は?

そんな小松さんの絵が、今年の日本テレビ系列24時間テレビ43「愛は地球を救う」のチャリTシャツのデザインに起用されることになりました。描かれたテーマは「INORI FOR OUR PLANET」です。

誰もが想像もしていなかった新型コロナウイルスの蔓延によって危機に直面し、未だ世界はその脅威にさらされています。

デザインの中心には平和と祈りと希望の象徴の鳩と、守護の象徴の狛犬が描かれており、デザインのフレーム部分には「祈る」という言葉を世界中の言語で額装し、世界に向けて人々に祈りと希望を届けたいという強い思いが込められています。

色は全5色、サイズは6展開で価格は1,800円(税込)です。7月10日(金)から販売を開始し、収益金はチャリティーとなります。

通販は24時間テレビチャリティーグッズ通販サイトで購入でき、全国のイオングループ各店などでも購入できます。イオングループ各店では120サイズの取り扱いがないので注意してください。

まとめ

小松さんの作品「新・風土記」は出雲大社宝物殿一階の正式参拝受付所で見学することができます。また、8月19日(水)21時から放送の今夜くらべてみましたにも「本棚が独特な女」として出演しています。

読むたびに涙するほどハマった漫画も紹介しています。

この記事を読んで小松美羽さんが気になった方は是非、詳しく調べてみてください。