内田篤人はなぜ引退?理由は?膝の怪我?ハリルとの約束は?
2020年8月20日に鹿島アントラーズ所属のプロサッカー選手内田篤人さんが引退を発表しました。
内田篤人さんは度重なる膝の怪我にも悩まされていました。そんな中の突然の引退発表に驚かれた方も多いとおもいます。
今回は、なぜ内田篤人さんはプロサッカー選手を引退することになったのか、その理由と、果たされなかった日本代表のバヒド・ハリルホジッチ元監督との約束についてご紹介します。
目次
内田篤人はなぜ引退?理由は?膝の怪我?
【来週は #ウッチー 生出演!】
9月6日の #サンデースポーツ2020 は先日現役引退した、
元サッカー日本代表 #内田篤人 さんが生出演します!引退後のテレビ出演はこれがはじめて。
今の思いをたっぷり語ってもらいます!総合9月6日夜9時50分~#antlers #kashima #daihyohttps://t.co/zwoHJNZzaD pic.twitter.com/isttPPhF7K
— NHKサッカー (@NHK_soccer) August 30, 2020
内田篤人さんは現在J1リーグの鹿島アントラーズに所属していて、DF(右サイドバック)として活躍しています。
元日本代表として活躍した経験もある実力者です。
内田篤人さんの最後の試合は、23日19時開始のG大阪戦(カシマ)が現役ラストマッチで、試合後に引退のあいさつをし、その後24日にオンラインで引退会見する予定になっています。
日本代表としてW杯に2度、シャルケ(ドイツ)在籍時に欧州チャンピオンズリーグ(CL)4強入りなど、人気、実力の両面で日本サッカー界をけん引したレジェンドです。
まだ32歳という若さですが、多くのけがにも悩まされ、契約途中でありながら、シーズン途中に14年半の現役にピリオドを打つことを決断、発表しました。
内田篤人さんは、2015年に右膝の手術を受け、約1年9か月ピッチから遠ざかり、その後はリハビリと復帰を繰り返していました。
今季はリーグ戦1試合、ルヴァン杯1試合の出場のみにとどまりました。内田篤人選手の引退の理由は、度重なる「右膝の故障」が原因のようです。
ケガがなければ、と思わずにはいられない突然の引退でしたが、それでもシーズン途中での引退には、内田篤人さんらしい潔さがあるように思えます。
内田篤人はなぜ引退したらハリルとの約束は?
怪我にたくさん悩まされてきた内田篤人さんを支えていたのは、日本代表のバヒド・ハリルホジッチ元監督から送られた言葉だったようです。
2018年ロシアW杯イヤーの前年に、バヒド・ハリルホジッチ元監督からけがで苦しむ内田に、「来年6月、ピッチに立つことさえできれば、W杯に選ぶ。ピッチに立てる状態でいてくれたら」というメッセージが関係者を通じて届けられました。
内田篤人さんは、過去にレギュラー落ちした南アフリカW杯と、力を出し切ったが、勝てなかったブラジルW杯を経験しています。
ロシアW杯で「今度はチームを勝たせられる選手になって」と期した矢先に、ひざに不具合が出てしまい、人生が大きく変わってしまいました。
またやるんじゃないか、と怖くて走れない中でも、バヒド・ハリルホジッチ元監督から送られた言葉は、内田篤人さんの中では大きな目標となったはずです。
2018年1月の鹿島アントラーズへの復帰もバヒド・ハリルホジッチ元監督の言葉を信じて、ロシアW杯に出るための最後の一手でした。
結局、メンバー発表直前で、もはや何度目か分からない肉離れを再発し、自身3度目のW杯出場は幻に終わってしまいました。
これが果たすことのできなかった日本代表のバヒド・ハリルホジッチ元監督との約束でした。
内田篤人はなぜ引退理由への世間の声は
内田篤人さんの引退発表を受けて、東京都社会人リーグ1部の南葛SCでプレーするMF青木剛さんは、自身のツイッターで「篤人…良い思い出ばかりです…。ありがとう」と内田篤人さんとの2ショット写真を投稿し、クラブでCROを務める中田浩二さんも自身のツイッターで「篤人、一緒にプレーできて良かったよ!ありがとう!でも、お疲れ様はまだだね。
最後は勝って送り出したい!」と現役ラストマッチとなる23日のG大阪戦へエールを送っています。
2007〜9年の3連覇時にDFラインを組んだ岩政大樹は自身のツイッターで「記事になるとまた寂しさがこみ上げてきます。よくやった、と思いますね」と投稿し、G大阪戦がラストマッチとなることに「“鹿島の3”を受け継いでくれた男(DF昌子源)が対戦相手としてカシマに戻ってくる。
そして、“鹿島の弟”が引退だってよ。なんの因果だ。その試合の解説を担当させていただきます。彼らに失礼がないように、プロとして。しっかりと」と投稿しています。
たくさんのサッカーファンからも突然の早すぎる引退に驚きと悲しむが溢れています。
それと同時に、内田篤人選手は過去のインタビューで「引退後は監督をやりたい」と言っていたことから、監督業にも興味があるとのことですので、今後の内田篤人さんの活躍に期待する声も多くみられました。
まとめ
かつて「30歳を過ぎたくらいで引退できれば。だ必要とされる力を持っている状態で」と話していた内田篤人さん。
状態面が大きく影響しているとは言え、32歳、早すぎる幕引きとなってしまいました。
ですが、今回の決断は内田篤人選手が今後の選手活動を真剣に考えて出した結論ですから、私たちサッカーファンはそれを受け止めて応援することが大切ですね。
また、監督業にも興味があるようなので、指導者として、日本のサッカー界に恩返しする可能性も十分に考えられます。今後の内田篤人さんの活躍にもまだまだ期待できそうですね。