田丸雅智のショートショートとは?代表作の海酒や猫・試練!高校や結婚なども調査
4月26日に放送される「情熱大陸」に出演予定の田丸雅智さん。
田丸雅智さんといえば、「ショートショート」小説の第一人者として活躍している作家さんです。
「空想が未来を作る」と言い切る田丸雅智さんの作品は、多くの方から高い称賛を得ており、大の読書家である又吉直樹さんも大絶賛しています。
そこで、田丸雅智さんの「ショートショート」とはどういったものなのか、また代表作についてやプロフィールについてもご紹介していきましょう。
目次
田丸雅智のショートショートとは?
ただいま次回予告が出ましたが、4/26(日)の情熱大陸に出演予定です!約半年にわたって執筆に講座、イベントなど密着取材をしていただきました。長かったようで、あっという間。半年がどんな30分に凝縮されるのか…大丈夫だったかなと不安もありつつ笑、とても楽しみです!https://t.co/tjBeKSx3Gd pic.twitter.com/r6yMzoEY9O
— 田丸雅智 (@tamaru_m) April 19, 2020
田丸雅智さんのショートショートとは、短編よりもさらに短く、とても不思議な物語のことです。
1つの話が本当に短く、およそ5分で読めるものが多いですね。
田丸雅智さんは自身のショートショートをこのように表現していました。
「アイデアがあり、それを活かした印象的な結末のある物語」
引用元:https://scienceshift.jp/mirai-tamaru-interview/
田丸雅智さんのいう通り、ショートショートにはそれぞれ印象的な結末があり、短いがとても惹きつけられるのです。
だからこそ田丸雅智さんのショートショートは多くの方に愛され、称賛されているのではないでしょうか。
田丸雅智さんがショートショートを書くことになったきっかけは、「小学生の頃のせっかちな性格」がきっかけになったそうです。
今もそうなんですが小学生の頃からせっかちで、読書ができなかったんです。今でこそ長い小説を読むのも大好きなのですが、昔は我慢ができなかったんですね。
引用元:https://scienceshift.jp/mirai-tamaru-interview/
長い小説を読むことができず、せっかちな性格から我慢できなかったと語っています。
そしてショートショートに出会ったのは、そんな田丸雅智さんに見かねた親からの勧めがきっかけでした。
その時初めてショートショートを読んだ田丸雅智さんは、「面白い」と感じ、高校生の頃から書き始めたそうです。
小説を書き始めたのは高校時代のことでした。ふと暇を持て余し、好きだったショートショートを自分で書いてみたんです。それを友達に見せたら「面白い」と言ってもらい、「小説って自分で書いてもいいんだ!」という大きな発見を得ました。
引用元:https://scienceshift.jp/mirai-tamaru-interview/
その後はさまざまな選択肢の中で、小説家となふ道を選んだそうですね。
田丸雅智の代表作(おすすめ)の海酒や猫・試練を調査
「海色の壜」の海酒
「海色の壜」の海酒は田丸雅智さんの代表作でもあり、テレビやラジオなどでも取り上げられた超名作です。
新奇な発想や鮮やかな技の中に、郷愁や世界に対する哀愁まで漂わせている。 海の色は土地や天候によって大きく変化する。壜の色も光によって変化を起こす。 一篇ごとに別種の魅力を持つ『海色の壜』は、それぞれの読者に応じて、無限に特異な輝きを見せるだろう。
引用元:https://bookmeter.com/books/8310136
そこで、「海色の壜」の海酒についてのコメントをいくつかまとめました。
やっぱり最後の海色の瓶のお話が素敵でした。情景が浮かんで、海の匂いがしてくるような。。。いつも田丸さんのお話は心がワクワク、ドキドキ、ゾワゾワする話ばかりで読んでいて飽きないです。
引用元:https://bookmeter.com/books/8310136読了:◎ 穏やかな海のようなショートショート集。不可思議で時には不穏さも持っていて、それらがさざ波を作り楽しめました。 どれもよかったけど、「桜」「蜜」「魚屋とぼく」「月工場」「壁画の人々」「海酒」が好きでした。
引用元:https://bookmeter.com/books/8310136海に関するお話を集めたショートショート?特に印象に残ったのは最後の『海酒』。
引用元:https://bookmeter.com/books/8310136図書館本。装丁がとても素敵な1冊。お初の作家さんです。ショートショートのお話どれもが面白かった。ぞくりとするもの切なさを感じるものじんわりくるものと様々な要素が詰め込まれています。「海酒」「夕暮れコレクター」「月工場」「アドねこ」が好みです。特に海酒は実物があればぜひ試してみたい。懐かしい気持ちに浸れるいいお話でした。
引用元:https://bookmeter.com/books/8310136
「マタタビ町は猫びより」
「マタタビ町は猫びより」も田丸雅智さんの人気作品であり、猫の不思議な世界を満喫できます。
謎の猫の案内に導かれて、「短い短い物語」の魅力がいっぱいにつまった夢の世界で遊んで楽しめる一冊です。
引用元:https://bookmeter.com/books/13703745
そこで、「マタタビ町は猫びより」についてのコメントをいくつかまとめました。
猫好きにはたまらなかった1冊。マタタビ町を舞台に、猫と人間の日常が描かれているショート・ショートが15話。 読みやすいし、イラストかわいいし、猫たち可愛くて、一気に読んでしまった!!(笑)読書苦手だなって方にも読みやすくてオススメです!
引用元:https://bookmeter.com/books/13703745またたび町は猫が人のように生活する町。猫達はそれぞれ役割があり、それがまた素晴らしい役割、ポリス、うどん屋、目覚まし時計。ネイルをする子やお盆に帰ってくる子。ほのぼのとした作品。挿絵も可愛いかった。猫好きにはたまらない短編集。
引用元:https://bookmeter.com/books/13703745人と猫が仲良く共存している町「マタタビ町」。頼もしい猫ポリスもいて町の平和を担ってくれています。うどんを捏ねたり、郵便局で消印を押す猫ちゃんもいました。猫と人とのちょっとした物語に癒されて、いっとき町の住人になった気分。いいなぁ、住みたいな。猫のお腹から聞こえるラジオを聴きたい。我が家の星になったニャンコさんたちにもお盆には帰ってきて、いっぱい暴れたりして欲しい。いつもはショートショートは苦手なのに、素敵な本に出会えて嬉しさ倍増。
引用元:https://bookmeter.com/books/13703745人間よりも人間らしく、人間をも超した猫たちには驚かされて。ゆっくり時が流れるどこか懐かしい風景に癒されて。町の人たちと猫たちのほのぼのとした物語
引用元:https://bookmeter.com/books/13703745
「夢巻」の試練
「夢巻」の試練は、初の単行本にもなった作品で、田丸雅智さんワールドが全開でとても面白いです。
そこで、「夢巻」の試練についてのコメントをいくつかまとめました。
面白かったのは、「妻の力」「大根侍」「試練」「干物」「綿雲堂」「かぐや姫」の六編。ショートショートというより不思議で奇妙な物語という感じがした。
引用元:https://bookmeter.com/books/7970777著者の田丸さんは、ショートショートの神様・星新一さんの後継と言われる江坂遊さんも認めている新世代ショートショート作家。何らかの意外な結末をもった世界観ある物語をつくりたいという気持で、幻想、シュール、ナンセンスという三つの軸を自分なりに意識しながら作品を書いているとのこと。今回も、ありふれた日常から非日常への導き方が絶妙。自然とその世界へ誘導してくれます。年齢を重ねた人だけが味わえるような懐かしさをモチーフにする技術は天性のものを感じますね。まだ若いのに驚きです。これからも期待したい作家さんです。
引用元:https://bookmeter.com/books/7970777「蜻蛉玉」「夢巻」がどこか切なくて良かった。毎晩眠る前にサラッと読める感じが良い。お若いのに上手ですね。
引用元:https://bookmeter.com/books/7970777「試練」にはクスッと笑ってしまいました。美しいお話もあれば、笑えるものもあり、奇妙なものもありました。どうしても星新一さんと比べてしまうのですが、星さんの方がインパクトがあったように思います。星さんの時とは時代もちがうし、風潮も変わってしまったので、ショート・ショートを書く事は難しくなっているのではないかと思います。田丸さんのショート・ショートはサラッと読める感じで、それが田丸さんの作風なのだろうと思いました。
引用元:https://bookmeter.com/books/7970777
田丸雅智の高校や結婚などプロフィールも調査
田丸雅智さんの「ショートショートBAR」文庫版やっとゲット!
文庫版限定の特典も盛りだくさんでとっても楽しみだわ(o^^o)
大原さやかさんの朗読や対談も楽しみ!
今週の情熱大陸にも田丸さん出演だし、買えて良かった(^∇^) pic.twitter.com/UdlGM9t0jl— しばたえりこ (@niniko56) April 21, 2020
まず、簡単に田丸雅智さんのプロフィールをご紹介します。
名前:田丸雅智(たまる まさとも)
生年月日:1987年12月22日
年齢:32歳
出身地:愛媛県
職業:小説家
代表作:「海色の壜(びん)」「おとぎカンパニー」シリーズ
田丸雅智さんは1987年12月22日生まれの32歳です。
高校は愛媛県立松山東高等学校に入学し、東京大学工学部、東京大学大学院工学系研究科を卒業した超エリート。
田丸雅智さんは星新一さんの唯一の後継者である、江坂遊さんが高い評価をし、認めた作家さんです。
ショートショートの第一人者であり、又吉直樹さんや中嶋朋子さんなど、多くの著名人からも絶賛されています。
そんな田丸雅智さんは2011年12月、「物語のルミナリエ」に「桜」が掲載され、デビューします。
2012年3月には、「海酒」が「樹立社ショートショートコンテスト」で最優秀賞を受賞しました。
さらに2016年、「海酒」が短編映画化されると、カンヌ国際映画祭などで上映されています。
2018年、NHK1.5chの「宇宙ショートショート絵巻」が第21回文化庁メディア芸術祭「エンターテインメント部門」で審査委員会推薦作品を受賞しました。
翌年の2019年には、「大根侍」が「世にも奇妙な物語」でドラマ化されています。
現在注目の作家さんである田丸雅智さんですが、ネット上で田丸雅智さんを検索すると、「結婚」のワードがでてきました。
田丸雅智さんは結婚しているのか気になりますね。
しかし、調査してみたところ田丸雅智さんは結婚されていませんでした。
なぜ結婚という噂が流れているのかもわかりませんでしたが、もしかしたら田丸雅智さんは現在32歳のため、結婚していてもおかしくないことから、噂になったのかもしれません。
まとめ
今回は、田丸雅智さんのショートショートについてや代表作、プロフィールについてご紹介しました。
田丸雅智さんは32歳とまだまだ若く、これからの活躍が期待されている作家さんです。
田丸雅智さんは、4月26日の「情熱大陸」に出演予定ですので、きになる方はチェックしてみてください。