カルピス製造方法に歴史あり!乳酸菌の効果効能

流行雑学

日本初乳酸飲料「カルピス」1919年に発売され誕生から100年!!

カルピスの創業者「三島海雲」から
伝わる歴史の製造方法には、失敗の数々があった。

 

カルピスの乳酸菌の効果効能などの事もふまえ
調査してみました。

 

 

カルピス製造方法に歴史あり!100年続く秘伝の技術

まず、カルピスの製法は100年間以上、ほとんど変わっていません。
原料は国産の生乳から脂肪分を取り除いた脱脂乳

そこに、乳酸菌と酵母を独自の割合でブレンドした
「カルピス菌」を加えて発酵させます。
1次発酵で乳酸菌の効果で酸味が生まれます。

そこに、砂糖を加えます。
今度は、酵母の働きによって二次発酵させ
味を整え「カルピス」になります。

カルピスは、味の素が権利を所有してたが、
2012年にアサヒグループホールディングスに譲渡され
「カルピス」の商標は、現在アサヒ飲料が持ってます。

カルピスの原点は内モンゴルにあった。

カルピスの生みの親は、三島海雲
1878年、大阪に生まれ

英語教師となり、仏教大学へ編入。
大学から中国行きを勧められ、24歳で中国へ渡る。
内モンゴルを訪れた三島氏は、そこで、
カルピスの原点となる飲み物と出会う
「長旅で体調を崩し、現地の遊牧民に勧められるまま、
乳酸菌で発酵した酸っぱい乳を飲んだところ、
みるみる体調が回復した。」
日本に戻っても、その体験が忘れられず、
みんなのためになる健康的な飲み物を作る事を決意した。

日本に帰国し1916年、乳酸菌で発酵させたクリームを
「醍醐味」と名付けて発売したら、大ヒットしたが

当時は、牛乳の大量調達ができず量産できないので失敗となった。
次に、考えたのが、脱脂粉乳を乳酸菌で発酵させた「醍醐素」だった

そこから、研究を重ねた。

ある日、脱脂粉乳に砂糖を入れて
1日置き飲むと非常に旨い3日目は、もっと旨くなっていた。

しかし、脱脂粉乳に砂糖を加えただけでは商品価値が無いと思い、
日本人が不足がちなカルシウムを入れることにした。

カルピスの「カル」は、カルシウムのカルから

ピスは、はサンスクリット語からとった。

仏教では乳・酪・生酥・熟酥・醍醐味を五味といい、
醍醐味をサルピルマンダ、
熟酥をサルピルという。
五味の最高は醍醐味

本来は「カルピルマンダ」と名付けたが、
歯切れが悪いので「カルピス」と名付けた。

カルピスが初恋の味といわれた理由

ラムネが0.08円(8銭)の時代に
濃縮飲料のカルピスは1.6円(1円60銭)
もする高価な飲み物だったが

一躍有名にしたのは、「初恋の味」というキャッチフレーズ。
当初は「初恋」というキャッチフレーズ案は使用しない予定だったが、
後日、「カルピスは子供も飲む。もし子供に初恋の味って何だと聞かれたらどうする」
「カルピスの味だと答えればいい。初恋とは、清純で美しいものだ」と言い含め

1922年、新聞広告に採用することを決めた。

その後、1923年の関東大震災の復興の時、カルピスを無償で配り
カルピスは国民全てが知る商品へと発展した。

カラダにピース「カルピス」に含まれる乳酸菌の効果効能とは?!

乳酸菌の主な働きとして、整腸作用、免疫賦活作用、美肌作用、安眠作用などが挙げられます。

「カルピス」の乳酸菌は、発酵するときに牛乳のたんぱく質を分解する力が強い特徴をもっています。そのため、牛乳に含まれるたんぱく質が、より消化吸収されやすいかたち(ペプチド)になっています。

カルピス株式会社は、当社保有の乳酸菌「ラクトバチルス・アシドフィルス L-92株」(以下「L.アシドフィルスL-92株」)にインフルエンザウイルス感染に対する防御作用があることを動物実験で確認しました。

ヨーロッパで研究結果が発表されて以降、乳酸菌が、アトピーやアレルギー性鼻炎の症状を和らげる効果があると言われていました。その乳酸菌の一つが、カルピスが開発した、L-92乳酸菌です。

「カルピス」は甘いので肥満につながるのでは、と心配する人もいるかもしれませんが、「カルピス」のカロリーは低脂肪乳や100%ぶどうジュースなどとほぼ同じ

出典すこやか乳酸菌「カルピス」:Q&A−成分や製品の特長について

 

カルピス製造方法に歴史への世間の声

子供のころ、弟がカルピスの原液を薄めて飲むことを教えても、そのまま飲んで歯が溶けてしまった思い出があります。子供のころは、カルピスは「あこがれの存在」でした。大人になって、食中毒やノロウイルスにかかった時は、医師から「緑茶とスポーツ飲料、カルピス(乳酸菌飲料)」は飲んでいいと言われて以来、お腹が調子悪い時は今でもカルピスにお世話になっています。

子供の頃、お中元がカルピスだと嬉しかったなあ。一番嬉しかった。オリジナルのとオレンジカルピスとグレープカルピスの3本セットとかって。

あと大好きだったけど昔のカルピスって飲んだあと白いものが口に残らなかった?いつのまにかそれ、なくなりましたよね。

カルピスは子どものころ好きで、祖父母の家に行くと必ず水で薄める瓶を買ってくれていて、すごく嬉しかった。でも30も過ぎて、久しぶりに行っても買ってくれている祖父母に、私はいつまで経っても孫のままなんだろうなぁって思いながら、消費できる分だけ飲んで帰る。孫がくるんだ、カルピスが好きだからって祖父が買うそう。きっともう子どもじゃないしいらないっていうと傷つくだろうなって思う。私にとっては、祖父母の愛を感じる飲み物です。

子供の頃、ウチ的にはカルピス原液がすっごい贅沢品で、父方の家が何処かからお中元でもらったお裾分け、みたいな感じでしか飲めなかったので、お兄ちゃんが代表して兄弟三人分を作ってくれたんだけど、ケチってめっちゃ薄くてほぼ酸っぱいの。でも、私にとってカルピスってその味だから、ちゃんと作ってあるやつ飲むと、ウマッ!でも甘過ぎ!シンド!ってなってグラスに一杯飲み切れないのが、悲しいっちゃ悲しい。

 

まとめ

国民飲料「カルピス」100年も続く商品なのですね。

今後も、子供から
おじいちゃん・おばあちゃんになるまで飲まれる
健康飲料

今後も発展してもらい
いつまでも飲み続けたいですね